大手住宅メーカーVS地元工務店 デメリット対決

今回はデメリット編です。

大手住宅メーカーデメリット

  1. 価格が高い
  2. 部品等規定のもの以外使用出来ない
  3. 施主手配の部材は基本的には使えない
  4. 営業担当者によって同じメーカーでも提案内容が異なる
  5. 似た様なデザインになる

地元工務店デメリット

  1. 10年後、経営存続しているかわからない
  2. デザイン、技術は一昔前
  3. 材料は既製品(メーカーカタログより選別)から選択するのでデザインの統一感に欠ける
  4. 身近であればあるほどクレームが言いにくい
  5. 現場が進んで行く中で打ち合わせがあり途中で現場都合により変更になったりする

以上、今回はデメリットについて述べました。メリットの反対がデメリットになるのですが当然それぞれ弱点はあります。よく言われる大手メーカーは宣伝広告費などお金を掛けているから建物が高いと言われますが大手メーカーはスケールメリットがあるので決して高い訳ではありません。例えば自動車メーカーのT社が作るハイブリットカー P車 1台あたり300万位で販売していますが小さい自動車工場で同じ内容の車を300万で作ることは不可能です。やはりメーカーより部品の一括購入や工場ラインでのオートメーション化によってコストが抑えられあの価格が実現しています。地元の自動車工場が作ったら1000万円は軽く超えるでしょう。

住宅も同じで大手メーカーが採用している技術、材料等、地元の工務店が同じ仕様の物を作ったら同価格で提供するのは困難だと思います。大手メーカーはスケールメリットを活かすことによって付加価値を出し他には真似の出来ないような技術、デザインで差別化を図ります。

物品販売、飲食の世界でも同じだと思いますが、長年の研究開発をして作られたものは一朝一夕では作ることが出来ず、また企業努力、企業秘密によって商品の魅力を作っています。

地元の工務店はそのオリジナリティーを重視する人にとっては都合が良いと思います。大手メーカーには無いデザイン、独自性を作ることが可能です。ただし優秀な人と出会えるかと言うところがポイントですね。最近ではSNSで口コミ等、情報が取れますので以前よりかは出会える機会はあるかもしれません。ここまでそれぞれの特徴を述べましたが是非、参考にして下さい。

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