土地を探す時に見ておきたいポイント5個

今回はネットや不動産チラシ等で気になる土地物件があり現地を見に行く際のポイントを述べます。物件資料だけではわからない事が現地へ行くと判明します。今回はポイントを5つ挙げます。

  1. 現地までの進入状況

    • 現地までの道路状況 土地資料には土地の形は図面などで分かります。全景状況なども写真などで何となくわかりますが近隣状況はまったく資料では見当がつきません。前面道路が4mでも現地へ行くまでの道が狭いかもしれません。まずは現地へ車で行って確認しましょう。
    • 土地が小規模な団地の一部だった場合(10~20区画)幹線道路から一本道を入って団地へ進入するケースがあります。この場合建築には問題は無いですが、災害が起きて入り口が封鎖されると車両の出入りが出来なくなるので注意しましょう。
    • 道路に関することはこちらのページにて解説をしていますので是非ご覧ください。道路の話は大事です→https://tumiki002.com/156/
  2. 土地の高低差

    • 物件チラシ、物件情報では中々わからない土地の高低差です。不動産情報で 高台とか眺望良好など表現されている土地は大抵高低差がある土地です。不動産情報などはマイナスになる情報をプラス表現されているケースがあります。敷地図面では道路と敷地が同じレベルでも現地へいくと3mほど高いとか1mほど低いとかあります。必ず現地へ行き土地の高低差を確認しましょう。このことに関しては別のページにて詳細に解説をしていますので是非参考にしてください。
    • https://tumiki002.com/168/
  3. 土地周辺周りの建物状況

    • 現地の周りにアパートなどが多い場合は住民の入れ替わりがあるので町内会とかの運営があまりうまくいかなく町費の未回収、回覧板の遅延、一斉清掃の参加率低いなど住民環境には注意が必要です。
    • 古い家が多い場合、高齢者の一人暮らしが多いケースがあります。但し10年以内には所有者が変わる可能性が高いので建物の状況は全くと言っていいほど変化しますので日当たりが今良くてもこの先はどうなるか分かりません。住居地域系でよくある 建ぺい60%容積率200%の地域は3階建てが建築可能なので、今2階建てが建っていたとしても将来3階建てが建つ可能性は0ではありません。
  4. 電柱の位置

    • 電柱は出来れば土地に隣接していない方が良いです。良く隣の土地との間に電柱があるケースがあるのですが、前面道路の幅員が広くないと車の出入りに苦労します。あと犬がオシッコをしますので臭いの問題が残ります。
  5. 最寄り駅までの距離

    • 不動産チラシでは最寄り駅までの距離を徒歩何分と表記されていますが、表記の基準は目的地までの直線距離を80m/分で計算されていますので、駅が線路の向こう側でも直線距離で示していますので踏切を渡る迂回路ではありません。川がある場合でも同じです、橋までの距離は計算されていませんので注意が必要です。必ず現地で歩くことをお勧めします。最近はグーグルマップナビで徒歩検索しても良いと思います。

今回は土地を探す時に見ておきたいポイントについて述べました。土地に関するページは以下のページでも詳しく解説していますので是非ご覧ください。

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