はじめての土地購入から土地契約までの流れ

今回は土地購入から土地引き渡しまでの流れを解説していきます。初めての土地購入でどんな流れになるのか分からない人には参考になると思いますので是非最後まで読んでください。

土地を買いたい!

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不動産購入申込書を記入

気に入った土地が見つかったらどうするか。まず不動産屋に連絡を入れましょう。不動産屋に出向いて詳しい話を聞きます。物件内容、引き渡し時期、売買理由、その他売主情報等。詳しい話を聞いて土地購入をしたいと思ったら不動産購入申し込み書を記入します。いわゆる買い付け証明と言われているものです。これは売主に対してこういう人があなたの土地に興味を持って買う意思があるよ と言う内容のものです。この申し込み順によって購入出来る権利が発生します。良い土地になると早い者順です。この申込書には買い付け金額を記入する欄があり、物件チラシの販売価格より安い金額を記入することで値段交渉が可能です。但しあまりに安い金額を記入すると売主が機嫌を損ねて 「だったら売らない」 と却下される場合もありますので不動産担当者と相談して決めるのが良いと思います。

売主より申込書に対する回答が来ます

不動産購入申込書を売主に提出すると数日で返答が返ってきます。値段交渉した場合はすぐに回答は返ってきません。やはり売主も考えて返事をします。良くあるのが土地の所有者が祖父で高齢のため意思決定をその親族がするパターンです。兄弟が複数いて相続人になる為、皆で話し合いをする為に時間がかかったりするケースがあります。また金額は販売価格にて申し込みをしたのにも関わらず売主の都合で今回はやっぱり辞めますと言うことも珍しくありません。無事申し込み金額にて売主からOKの返事が来ましたら契約日の設定をします。早ければ回答のあった日から1週間後に土地契約をすることも珍しくありません。売主が心配するのは買主に支払い能力があるかです。現金で購入する場合は問題ないですがローンを利用する場合は、必ずローンの事前審査が通っているか確認されます。ローンの事前審査についてはこちら↓をご覧ください

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↑ローンNGの時はこちら

土地の重要事項説明を受けます

ローンの事前申請も通り融資内諾がおりたら契約日の設定をします。契約と同時に行う事も有りますが契約の前に重要事項説明が行われます。重要事項説明とは以下の通りです。

宅地建物取引業法では、売買契約を締結するまでの間に、不動産会社は、購入予定者に対して購入物件にかかわる重要事項の説明をしなければならないと定めています。重要事項説明は、宅地建物取引士が、内容を記載した書面に記名押印し、その書面を交付した上で、口頭で説明を行わなければなりません。

土地契約の前に必ず行う事になっていますので説明を聞きましょう。ただし素人が聞いても呪文でしか聞こえないので建物が決まっている場合は建築会社の担当に同席してもらうのがいいと思います。この重要事項説明に約1時間ほどかかりますので説明を聞いて解らなければ必ず聞きましょう。不明な点をあやふやにしないことが大事です。重要事項の説明を聞きましたら最後に署名、押印をします。この押印は実印が必要になりますので実印を準備しましょう。

↓ここらあたりも知っておいた方が良いです。

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いよいよ土地売買契約です

いよいよ土地売買契約の日ですが不動産会社事務所にて 売主、買主、不動産屋と3者で売買契約を行います。はじめて売主さんと対面する日でもあります。売買契約書の説明があり売買代金の金額と引き渡し期日を確認しましょう。重要事項説明の時ほど時間はかかりませんので売主、買主ともお互いに売買契約に署名、押印をして契約成立です。この時に契約手付金を準備して売主さんに渡します。一般的には売買金額の10%が必要です。契約時に説明がありますが、この売買契約を契約後、お互いに契約解除することが出来ます。買主は契約手付金の放棄、売主は手付金の倍を支払うことで契約の解除が出来ます。出来るなら契約手付金は多く入れましょう。契約解除の防止になりますし、万が一購入しようとする土地を他人がどうしても取得したく売主にお金を積んだ場合、契約を解除される可能性はゼロではありません。(これ本当にあり得る話です)

無事に土地売買契約が終わりましたら引き渡し期日までにお金の準備をします。次回は土地決済(引き渡し)までの流れを解説します。

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