コンクリートには強度のランクがありますので是非確認を!

今回はコンクリート強度のはなしです。コンクリートってどれも同じだと思っている人が多いと思いますが、実はコンクリートには強度に違いがあります。この強度によって基礎の寿命が異なる為、非常に重要な事なのです。この記事を読んで頂ければ、コンクリート強度の特徴について知ることが出来ます。

意外と知られていないのですがコンクリートとはセメント、砂利、砂、水を混ぜ合わせてつくるのがコンクリートです。モルタルは砂利(砕石)が無いペーストの状態です。

コンクリートには強度のランクがあります

このコンクリートには強度があって圧縮強度の違いによって値段も当然違います。一般の住宅では21N~30Nのコンクリート強度が使用されています。強度の違いによってコンクリートの中性化速度が異なります。

一般のコンクリート21Nですと約30年ほどで中性化してしまいます。中性化になると何がいけないかと言うと、もともとコンクリートはアルカリ性のためコンクリート中の鉄筋が錆びないのですが中性化になることでコンクリート内に水がしみ込んだ場合この鉄筋が錆びてしまうのです。

コンクリートは圧縮強度を負担しますので建物の鉛直荷重を支えることが出来ますが鉄筋が錆びると地震の様な引っ張り強度にコンクリートが抵抗できなく壊れてしまうのです。

コンクリート・・・圧縮強度を負担

鉄筋・・・引張強度を負担

中古住宅の基礎には注意

中古住宅を購入する場合、築30年を越えている建物であれば基礎が間違いなくコンクリートが中性化していますので基礎の表面クラック(ひび割れ)があれば補修をした方が良いですね。エポキシの充填剤を注入するなど隙間は埋めた方が良いです。そのままですと雨が侵入して基礎内の鉄筋が錆びてしまいます。

意外と知られていないコンクリートのはなしですが、もしマイホームを建築している人でしたら自分の家のコンクリート強度を確認してみるといいですよ。もし基礎にクラックがあったら補修した方がいいです。その時はこれ↓

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