冬の乾燥対策

冬になると乾燥しますよね。昔は石油ストーブ、石油ファンヒーター等を使用していた家庭が多かったと思いますが、最近は健康住宅の観点から燃焼系の暖房器具は推奨されません。
理由は、最近の家は高気密・高断熱なので本当に窓を開けて換気しないと空気が汚れます。1時間に1、2回は必要です。24時間換気では換気不足になります。
昔の家は隙間が多く窓を開けなくても自動的に⁈換気されていましたが今どきの家は本当に隙間がありません。C値0.5とか。そこで燃焼系の暖房器具ではなくエアコンとか床暖房とかが推奨されます。
燃焼が無いので一酸化炭素中毒にはなりにくいのですが、水蒸気が発生しない為、室温の上昇によって湿度が下がります。ただでさえ冬は湿度が低いのに室温を上げると更に湿度は下がります。湿度が下がるとのどが痛くなったり、風邪をひきやすいなど健康に障害が出ます。
湿度対策としては、
①加湿器を置く(ただし結露には注意!!カビの原因になります)
②室内観葉植物を置く (定期的な水やりが必要)
③水槽を置く(水が減りますので魚を飼う場合は注意!)
④室内温度を上げすぎない
⑤お風呂の水を溜め 浴室、洗面所のドアを開けておく
以上の事が考えられます。
これから本格的に冬シーズンですが、乾燥対策に備えましょう!
タイトルとURLをコピーしました