今回は住宅ローンを利用するにあたってやってはいけないことを解説します。今後住宅を購入しようと考えている方は以下の事に気を付けてください。以下の事を知っておけば住宅ローンを組む際にきっと役に立つと思います。
住宅ローンを利用するにあたっての注意点
- 車のローンは住宅ローン購入後に
- 複数のショッピング分割払いはNG 返済可能であれば返済を
- 自己資金0はダメです
- 転職を考えているなら少し待って
- 奨学金返済はOKです
1、住宅を購入しようと思って住宅ローンを利用するのですが、最近車を購入したばかりで車のローンがあるケース。住宅ローンは返済負担率が35%以内と決まりがあり、車のローンも返済負担率に含まれてしまう為、車のローンがあると借入額が少なくなってしまいます。
例えば何も返済が無く4000万円借りれる条件として、もし車のローンが月々5万円の返済があるとおおよそ1500万程減額になってしまいます。もちろん年収があれば問題無いですが、ローンの借入可能額はおおよそ年収の7倍くらいですので、年収500万円の人が3500万の住宅ローンを借りようとしても車の返済が月に5万円あると2000万円しか借りられないと言うことです。
車のローンが500万円でも100万円でも関係なく、毎月の返済額がポイントです。この場合金融機関によりますが、銀行でのマイカーローンに借り換えをして返済年数を延ばす事で、返済負担率を下げ借入額を増やす方法で解決をすることがあります。
2、ショッピングの分割払いも1と同様です。3回払いとか、10回払いとかで 合計毎月2万円程の返済があると同じく減額になりますので、なるべく分割払いは一括返済をしてなくしましょう。
3、自己資金が0円でも最悪、購入は可能ですがせめて諸費用分(100万円くらい)は用意しましょう諸費用は原則、住宅ローンでは借入出来なく、プロパーローン(金利が高い)にて借入することになりますので出来れば現金を用意しましょう。
4、住宅ローン事前審査の時に勤務先、年収等を元に申し込みをしていて銀行は勤務先の信用を元にローン回答をしています。勤め先が変更、転職をした場合は審査のやり直しになります。医師や弁護士などの士業、ヘッドハンティング以外は転職後すぐには借入が出来ません。借り入れ後、転職をして銀行にばれると最悪、一括返済を求められる場合がありますので注意してください。


5、奨学金返済は唯一、返済負担率に影響されないので安心してください。とは言っても住宅ローンと一緒に奨学金返済もしなくてはいけないので返済額には負担の無い範囲で借入額を決めましょう。
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まとめ 上記の内容は知っておいた方が良い項目になります。車のローン返済負担が意外と大きく住宅の借入額に多大な影響を及ぼします。車のローンは住宅ローンの様な返済負担率は求められませんので車の購入は住宅ローンの後にすることをおススメします。
あと多額のショッピング分割払いも影響しますので住宅ローンを検討する際は保険の見直しも含め家計の見直しをしましょう。
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