マイホーム地震対策自分でも出来るトピック集

日本は大陸プレート上にありますので有数の地震大国です。建物については昭和56年6月1日以降の建築確認許可をした建物が新耐震基準、それ以前の建物は旧耐震基準になります。新耐震基準は震度6強から震度7程度の揺れでも倒壊しない事を基準に設定されています。もし現在の住まいが旧耐震基準の建物であれば耐震診断をお勧めします。今後起きる地震によって倒壊の可能性があるか判断をしてもらえます。もし耐震補強が必要であれば耐震補強工事を行うことで倒壊による圧迫死を防ぐことが出来ます。地震による死亡の原因はその殆どが建物倒壊による圧迫死ですのでまずは建物の倒壊を未然に防ぐことが大事です。

自分でも出来る地震対策

建物の構造を補強するのは自分自身では出来ないですが、建物内の地震対策は自分自身でも対策は可能です。YouTubeなどでも耐震実験の映像を見て頂くと、震度7のプレート型地震の場合揺れが激しく固定していないタンス、本棚、机などは軽く飛んでいます。新築の家でも免震構造でない限り建物は揺れますので、本棚、ラック、TVなどは必ず固定が必要です。造り付けのクロセット、システムキッチンなどすでに固定されているものは倒れることはないですが自らが設置した家具については必ず固定しましょう。

家具の固定対策

家具などの固定には下記の様な物があります

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キッチン吊戸内の収納物落下対策

新築建物でも意外と付いていないのがキッチン吊り戸の耐震ラッチ これは揺れが発生した場合吊戸の中の物が飛び出して来ない様にするための装置です。想像してください、地震によって吊り戸の中のお皿が落ちてくると思うと怖くないですか?もし新築の家についていない、もしくは現在のお住まいで心配であれば下記の物を取り付ければ対策可能です。ご自身でも取り付け出来ますので是非取り付けしてみてはどうでしょうか?

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TV転倒防止対策

TVの地震対策としては壁掛けにするのも有効だと思います。TVボードの上に設置しているTVは地震で必ず倒れますので固定金具が必要です。ただし美観上あまり良くないので壁掛けにする事で解決できます。固定金具は各メーカーに殆ど対応しています。新築時には壁の補強をしておくと良いと思います。取付位置の裏にTVコンセントを設けないといけませんので注意しましょう。

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防災対策

いつ起きるかわからない災害には3日ほどの非常食の準備が必要と言われています。エコキュートなどのタンクには約300Lのお湯が貯められていますので非常時は飲用には向かないですがトイレの排水、食器洗いなどには使えます。災害時に役立つグッズを以下に紹介します。

●防災士が厳選した防災グッズ38点セット


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阪神淡路大震災以降、日本は備蓄をしています。食料、飲料、生活用品など全国に備蓄されていますので災害時、避難所には大量の物資が供給できる体制になっています。東日本大震災時、被災者の多くがリクエストしたものがあります。何かわかりますでしょうか?実は

モバイルバッテリー

なんです。今やひとり一台持っているスマホ。皆さんスマホが無いと困るのですが災害時は停電していますので充電が出来ません。普段電気のある生活が当然の様に過ごしていますので、いざ電気が使えなくスマホのバッテリー残量が無いとなると非常に困ると思います。是非モバイルバッテリーは常に充電しておきましょう。モバイルバッテリーと言えばアンカーですね。

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ここまで準備出来たら完璧ですね。ポータブル電源になります。アウトドアでの利用も可能です。


最近、地震が頻発に起こり、台風、水害、など自然災害も増えています。備えあれば患いなし。準備の出来る今、災害に備え自らの命を守りましょう。

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